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水神に秘められた災害に関する貴重なメッセージを

明らかにして,次世代に残したい!

 私たちは、水神に秘められた災害に関する貴重なメッセージを明らかにし、次世代に残していく取り組みを東峰村で行っております。このまま何もしなかった場合、水神が朽ちてなくなり、忘れ去られてしまいます。そうすると水神に込められている地域に残る言い伝えや伝承が消滅してしまいます。それを避けるために、私たちで水神を調べ、その由来や意味を明らかにし、後世に伝えていくべく研究を行っております。

 類似した取り組みとして、広島県の石碑があります。広島県では土石流災害が頻発しており、災害の様子を伝える石碑が建立されています。それらを地域の防災に活用する取り組み(国土地理院の自然災害伝承碑広島大学の石碑研究)が行われています。

 石碑と同様に、水神も地域の防災に役立てていきたいと私たちは考えております。しかし、水神には石碑と異なりメッセージが記載されていません。そのため、現地調査やヒアリング、文献調査で水神に込められた意味を読み解きます。そして水神を通じて地域の災害リスクを次世代に伝えます。

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